スキップしてメイン コンテンツに移動

病院の救急センターはもう行きたくない【その1】

その後、案の定Dr.Oからの連絡がない。

しびれを切らした夫がまたDr.O当てに催促のメールを書いたけれど、怒りがこもっているかもしれないので内容確認して欲しい、というので、そのメールを読んでみた。

。。。たしかに、怒っている💢 

どんどん体調が悪化していく中で、手術の連絡が全くないし、今の状態では今後の仕事の計画も立てられず本当に困っているんだ!という内容が怒りに満ちている 💣💣💣

それもそのはず、その前夜はDr.Oに対する怒りでなかなか寝付けなかったらしい。

気持ちはわかるけど、このメールだとDr.Oを悪い方向に刺激するだけだから、もっと柔らかい表現にしようよ、と言ったのち、私は他のことで忙しかったのでとりあえずメールは保留。

これが午前中の話。


そしてその日の夕方6時頃、少し庭に出て家に戻ると、さっきまでパソコンに向かっていたはずの彼がソファーでうずくまっている。

「どうしたの?疲れたの?」 と声を掛けたら

「痛い、左側の腰が痛い・・・動けない・・・・」と唸るではないか。


2年ほど前に、腎臓の嚢胞が感染して救急センターへ行って一命をとりとめたことがあった。(4日間ほど高熱が続くので、血液検査の結果を見たDr.Fが、秘書さんづてに「今すぐ救急へ行って!今すぐよ!1時間後には命が危ないかもしれないの!」と電話で言われ、文字通り二人で真っ青😨になって100キロのスピードを出して車を走らせた。)


その時のことを思い出し、すぐに救急へ行こうと言ったけれど、本当に痛すぎて動けないという。熱があるか確認したけれど、平熱だった。
救急車も考えたけれど、救急車が来るまでの間に少し落ち着くかもしれないので、とりあえず少し待つことに。痛いところを温めたいというので、湯たんぽをつくり、さらに年末から試しているコンニャク湿布で手当してみた(興味のある方は検索してみてください。解毒の自然療法です。)


私はいつでも出かけられるように、ソファーでうずくまる彼をよそに、台所で一人でパクパク夕食を済ませ、救急センターへ行くための、水、クッキーひと箱、小説2冊、ヘッドフォンを詰めたバックを準備。


なぜなら、前回初めて何も知らずに到着した救急センターは、何もなくて周囲にお店もないし、同伴者の待合室は寒くて椅子もお尻がいたくなる鉄製だし、唯一ある自動販売機はまずいコーヒーのみ(しかも小銭しか受け付けない💢)。お腹はすくし、寒いし、不安だし、携帯見てるのも疲れる。あの時は夜7時に到着して病院を出たのは5時間後の夜中すぎだった。

その時の教訓から、今回は準備万全。5時間もかからないことを祈りつつ・・・。


その後痛みが全く治まらないので、はやり救急へ行こうとなったのが夜8時。痛いけれどようやくゆっくり立ち上がれるようになったので、ちょっと安心。外はすっかり夜になっていたけれど、車で45分先にある救急センターへ向かいました。

(つづく)





今日の写真は、家の窓に激突して頭と目をぐるぐる回して倒れていた鳥さん。べつに窓ガラスをきれいにしているわけじゃないのに、よくこうして鳥が激突する。昨日もまた「ボンッ!」とけっこうな音が聞こえたので、外にでると地面で頭をぐるぐる回していて、友達の鳥がすぐ近くの小枝から心配そうに見守っていた。しばらく手のひらに置いて指で頭をなでなでしていたら気持ちよさそうに目を閉じてかわいい。そろそろ飛べるかなと思い、プリマベーラの元へそっと置いてみた。このあとしばらくしてから無事に友達と飛び立っていきました。目に見えない何かに激突するなんて人生いろいろ。ゆっくり休めば大丈夫。


↓より多くの方に読んで頂けるよう、クリックして頂けると嬉しいです。
にほんブログ村 病気ブログ ドナー・移植医療へ にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

コメント